PENTAX  SPF   Pマウントで開放測光を実現     

SPの開放測光バ−ジョン
SPを開放測光にするにはレンズを変えなくてはならない。しかし、今までのユ−ザ−のレンズを使えるようにするにはPマウントを変えるわけにはいかない。そこで考え出されたレンズがSMCタクマ−である。これなら今までのユ−ザ−も絞り込み測光で旧レンズも使えることになる。
このカメラの露出計用の電源スイッチは特にない。レンズキャップをすると電源が切れるという仕組みになっている。電池はMR9の1.35Vである。

みのかんのSPF
実はこのカメラがペンタックスのカメラとしては一番最初である。開放測光は使いやすく、かなりの写真を撮っている。レンズはSMC−T55mmF1.8の一本でずいぶん沢山の写真を撮った。
レンズは後に28mm、35mmとだんだん集まってくるが、今考えると標準1本の頃のほうがいい写真が撮れていたような気がする。迷いがなかったためではないかと思う。今ではこれにタムロンのズ−ムなんかを付けて撮っている。ズ−ムレンズはさらに迷ってしまうのだが、レンズを何本も持ち歩かなくてもいいという魅力にはついつい負けてしまう。
ズ−ムを使うようになってから写真に力がなくなってしまったと思うのは僕だけだろうか。

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